1年半前の日経、「私の履歴書」はTOTOのもと社長・木瀬照雄さんでしたが、
「現場重視の顧客本位」を究める話は、リレーションバンキングにも通じるところが多く、ブログでも発信しました。
年末年始に台所の水道の蛇口と、トイレの便器にトラブルが発生しましたが、TOTOグループの作業員さんが即日対応。
木瀬さんの記事にいつわりなし。
ゼロゼロ融資で一丁上がり、あとは野となれ山となれの地域金融機関、お客様の業況が悪くなったら寄り付かなくなる地域金融機関が、「顧客本位」とか「お客様との信頼関係」などとほざくのとは真逆でした。
コメント
フィードバックというのは、よくよく考えると何なのかということです。
顧客起点で戦略し、具現化していく過程でのフィードバックは軌道修正という点で奏功すると思いますが、そもそも顧客起点から出発していないサービスや商品のフィードバックを受けたところで、どうにもならないのが現実。
フィードバックは役には立ちますが、免罪符ではなく、途中経過の健康診断みたいなものだと位置付け、そもそも顧客起点から戦略、組織、営業、人事・評価を組み立てていかないと、話になりませんね。