~同じ「おうじ」でも、奈良は「王寺」で、東京は「王子」なんですね。天王寺と八王子もそうですが、関西は寺、関東は子ですね。
先週の奈良県信用金庫セミナーの翌日、「王寺」の市街地を通りかかった時に、同乗の中田さん(奈良中央信用金庫の役員さんです)に何気なく質問をぶつけたところ、
翌日、中田さんは王寺町の文化財学芸員さんのところを訪れ、王寺町の歴史が満載の郷土書籍を送ってくださいました。
奈良県の王寺は、飛鳥時代に創建された片岡王寺に由来するというのが有力な説だそうです。
一方、東京都北区も含む全国の「おうじ」は「王子」だそうで、江戸時代以降に広がった熊野信仰と関係が深いということが分かりました。
超ご多用な中田さんにご足労をおかけしたことを猛省、恐縮するとともに、お客さまの「なぜ」へのクイック対応(旅芸人は顧客ではありませんが)は、日常のビジネスにおいても発揮されているのだろうと、感服しています。
以下の写真は55年前(1968年3月26日)の王寺駅。
ワタシの高校時代の友人ハカセが写したもので、東京からの夜行列車・急行「大和」からの車両も見えます。