🚩信用保証協会とよろず支援拠点の機能結合を担うのは虎

「信用保証協会とよろず支援拠点があたかも同一組織のように、密接に連携・行動することが、一番中小小規模事業者のためになる。」

数年前、ある信用保証協会の幹部であるXさんから聞いた話を思い出します。

恥ずかしながら、ワタシはその頃、よろず支援拠点のことを何も知りませんでしたし、信用保証協会の経営支援業務の実体もよくわかっていませんでした。

その後、2018年3月の沖縄での地域密着型金融シンポジウムや、2020年10月の岡山での地域金融セミナーで、よろず支援拠点の方とともに登壇するなかで、

本日は沖縄で「金融仲介のシンポジウム」に参加しました。沖縄のすべての金融機関のトップ、支店長達その他、合計300名弱の方たちが集まり、主催者...
10月20日の岡山における地域金融セミナー(中国財務局、岡山財務事務所の主催)の模様が、主催者のホームページにアップされています。 ...

そして何と言っても、全国のよろず支援拠点の元締めである中嶋修さんにご懇意にしていただくようになり、

冒頭のXさんの発言が実に的を射るものであったと、ひしひしと感じています。

さて、

山梨県内で中小小規模事業者を支援し続けていた有野文明さんが、この4月に長野県よろず支援拠点のコーディネーターに就任しました。

有野さんの生きざま、仕事ぶりは橋本卓典さんの「捨てられる銀行4」の第1章に「何でも相談できる人を目指す元・山梨県信用保証協会の虎」として描かれています。

その地に行かないと入手できない本を見つけることは、地方出張の楽しみの一つでしたが、 昨日は病気で倒れて以来、10数年ぶり...

業界内でも定評がある「長野県よろず支援拠点」が有野さんの参画によって、「長野県信用保証協会の経営支援業務」(→かつてはフロントランナーの一角を占めるといわれた)を甦らせることができるのでは、と大いに期待します。

26日の旅芸人ブログで、2013年2月27日(ちょうど9年前です)に行われた「信州再生支援ネットワーク」での講演についてふれましたが、 ...

信用保証協会とよろず支援拠点の機能結合を担う有野さんの活動から目が離せません。

https://nagano-yorozu.go.jp/coordinator/042

コメント

  1. 長野県よろず支援拠点 有野文明 より:

    山梨県信用保証協会在籍時にはあらゆる機関と連携締結を図り、保証協会事業を知って欲しい為に講演会もたくさんしてきました。
    たった1人でマルシェにも山梨県信用保証協会として出店もしました。
    保証協会内に女性創業者並びに女性経営者のサポートさせて頂くために女性職員だけの支援チーム『メープル』も作りました。

    すべては保証協会を知って欲しいから、保証協会業務が好きだからです。
    長野県で何ができるかわかりませんが、事業者を1人でも助けたいだけです。
    私自身は何ができるとは思いません。
    でも、たくさんの経験、すごいネットワークがあります。
    是非、皆さん。事業者の為にご協力下さい。
    早めに長野県を知りたいと思います。
    おじちゃん頑張ります。

  2. 橋本卓典 より:

    長野は変わりますね。有野さんは、あちこちとんでもないネットワークをお持ちです。知っているという関係性ほど強力なものはないですね。