地方のメディアを見ていると、金融というと地元のトップ地銀を取材すれば済むと思っているフシがあります。
ところが、いま大きな問題となっている小規模事業者に対する金融においては、トップ地銀が主役ではありません。
地方紙を見ているとそこがわかってないな、と思うことが多いですね。
メインプレーヤーは「協同組織金融機関(→日常取引の中心)」と「信用保証協会」です。
そこによろず支援拠点や商工会、士業が加わった「総力戦連携」が組めるかにかかっています。核になるのは信用保証協会です。
そういう視点でみると、北国新聞や下野新聞の報道はポイントがよくわかっているな、と感じます。
石川県、栃木県の信用保証協会のメディア・リレーションシップの賜物だと思います。
これは他の信用保証協会にも、見習ってほしいものです。
きちんと発信してもメディアの力量不足。