今日のブログ~「決定的な差」を乗り越えるための経営は?
ワタシなりに気合を入れて書きました。
これはある2番手地銀Xへの応援メッセージなのです。
かつては何をやっているのか分からない銀行でしたが(失礼)、トップ交代とともに見事に変身を遂げています。
やはり経営者なんだなぁ、ということを痛感しています。
ガリバー地銀(複数)の社外取をそれなりの期間務め、こうやれば2番手に活路はあるということは分かっているつもりです。
昨日のブログにも書きましたが、トップ地銀はいわゆる良いお客様との親密度が絶対的であることに甘んじているせいか、現場力の平均レベルはお世辞にも高いとはいえません。
厳しい業況になっても逃げずに向き合う、経営支援に汗を流す(耳触りの良いコンサルだなどというのではなく)、こういう中小企業金融という本業に磨きをかけることが第一歩だと思います。
地銀Xはここをとても大事にしています。最強の助っ人も率先して受け入れて。
ワタシはトップ地銀を追いかける立場の地銀の人たちには同じことを言い続けていました。
まさに今日のブログの内容です。
地銀Xの他にも、日豊3行のようなお客さまの支持をしっかりと受けるビジネスモデルを確立し、役職員の意気軒昂な地銀もありますが、
残念ながら、トップ地銀の後追いしかできない方が多数派です。
違いは何か?
経営者ですよ。経営力‼️
だから金融行政方針2023でもこの点が強調されているのではないでしょうか。
「地域金融機関の経営トップにおいては、時間軸を意識しながら、果断な経営改革を進める必要がある。」