2017~2018に6つの地銀が公募増資を行ないましたが、
「公募増資後、各行の株価はどう推移したか。低金利政策やコロナ禍といった外部環境はあるにせよ、いずれも増資発表前の水準を回復できていない。充実したのは銀行の自己資本だけだ。」
東洋経済オンラインの一井記者の記事↓の中にあった文言です。
https://toyokeizai.net/articles/-/724343
「低PBRを打破すべくリスクアセットを積み上げて成長をめざす、
そのためには資本が足りない、
既存株主へは希薄化という負担をかけるが増資に踏み切る」
これをどう評価するか。
既存株主としては面白くないでしょうが、増資→リスクアセット増による「成長戦略」がPBR改善(→2017~2018の増資では実現せず)へとつながっていくのであれば納得するのでは、、、
細かい施策はさておき、トップ地銀を追い上げる立ち位置での、チャレンジングな姿勢を評価したいと思います。