本日の日経電子版、横浜銀行の片岡頭取のインタビュー記事、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2567J0V21C23A2000000/
海外勤務が長く、国際金融・欧州地域金融を知り尽くした片岡さんの地銀の役割には非常に納得感があります。
~「地域金融機関にはメガバンクとは違う役割があると考えている。メガがグローバルで日本を強くする銀行だとすれば、地域金融としての当行の役割は神奈川を地盤に企業の成長をどれだけ導くかにある。健全な競争を促すためには地域金融同士の連携が重要になってくる面も多い。経営統合は中小零細企業から中堅企業まで支えるための金融の垂直連携が狙いだ。合併ではなく、神奈川銀行の良さを生かしながら協業していきたい」(記事より)
「金利ある世界」における企業対応についても、大いに共感します。
~「金利変化について、それに伴うお客様自身の変化について相談させてもらいながら準備をしている。調達コストが上がってくれば、当然それ以上の価値が求められてくる。そのようななかで我々が選ばれていくためには貸出金金利が高い、低いだけではない付加価値を提供していかなければならない」(記事より)
現場がトップの思いに則って、組織的継続的にお客様に真摯に向き合うことに尽きると思います。
コメント
人口減少時代の地域金融を真剣に考える方ですよね。理に適うと思います。同感です。