足利銀行と栃木県内の8つの信用金庫、信用組合による企業の経営支援に関する連携協定「とちまるアライアンス」は、ウィズコロナ・ポストコロナの事業変革という喫緊の課題に直面する地元事業者にとって非常に心強い連携です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC157PL0V11C21A1000000/
〜「経済が成長するなかでは金融機関同士が競っていたが経済の縮小を想定するなかでは連携が必要」、「当行が持つソリューションはすべて提供する」
本日の日経北関東版の記事にある足利銀行・清水頭取の発言からは、単なるエール交換ではない本気度を感じます。地域のエコシステムの本質がしっかりと腹に落ちているトップ地銀です。
ちょうど一年前に宇都宮で、企業支援を本気で考えるシンポジウムが開催され、今年に入ってからは栃木県信用保証協会が肝いりとなり「とちぎ中小企業支援ネットワーク」がスタートしています。
地域事業者・地域経済社会のために金融関係者が一丸となる栃木県のチームワークは、
トップ地銀が信用保証協会とタッグを組み、信用金庫・信用組合などがメインバンクとして支える小規模事業者に対し、ゼロゼロ資金を流し込んで借金漬けにして、あとは野となれ山となれ、となっている某地域とは対極にあります。