本日の日経電子版「九州FG、統合2行が学び合い成長 貸出金残高1.5倍に」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC20AY20Q3A920C2000000/
を読みました。
ちょうど鹿児島銀行の社外取をやっていた時期に肥後銀行との経営統合となり、
在任中は「アライアンスではなくあえて資本統合までやることの意味」を執行サイドに問い続けていました。
資本統合から8年、
肥後銀行のトップである笠原さんのコメント、
「鹿児島銀行の営業力を学んだことによって、肥後銀行が強くなった」「融資への姿勢が前向きになり、顧客との親しさも増した」(記事より)
から感じたのは、
企業文化を変えるには資本統合まで踏み込む必要があるということか。
コメント
企業文化を変えるのには資本統合は絶対条件ではないと思います。
要は「軍門に下るか下らないか」でしょう。
メガの資本統合を見ていても、成功しているのは明らかに吸収合併的な資本統合のケースであり、あくまでも対等を貫いているところは企業文化どころかシステム一つ完全なものに変えられない状況です。