6日のブログ「前代未聞の珍事」に思いのほか多方面から反響がありました。
「ありえない」( M&Aの専門家 )
「そんな判断をする経営者って、いるの?」(某メガバンクのもと銀行員)
まったくおっしゃる通り。
でも、これは事実なのです。
どことは言いませんが某所で進行していることです。
「分厚い純資産がありながら、厳しい経営環境だから行き詰まり」ということならば、そういう結論しか出すことのできない経営者は即刻退陣すべきでしょう。
やるべきことは、経営陣の刷新です。
そもそも債務超過でもないのに資本を安易に譲渡するなど、経営判断とは言いません。
「経営陣がそのままで、資本だけを遠隔地の会社に譲渡するなんてありえない」
皆さんのおっしゃるとおりです。
メディアも含め、こういう真っ当な論点が、なぜ出てこないのでしょうか。