山陰経済ウィークリーの最新号で、橋本卓典さんが「共感資本主義」についてのコラムを書いています。
詳細は本文をご高覧いただきたいのですが、文中にある、
「ノルマや数値で、“指示待ち”の人を動かし、地位や報酬で人を駆り立てるこれまでの組織運営、組織管理のあり方は時代遅れ」
というご指摘は、ワタシ自身も昨今 痛切に感じているところです。
地域金融機関に当てはめてみると、お客様との共感 (リレバンの根幹)、職場における信頼関係に基づくチームワークがキーワードになるのでは、と思っています。
経営環境の悪化から、待ったなしの苦境に陥っている地域金融機関ですが、このような組織運営への大転換が、2019年のメインテーマとなるのではないでしょうか。
橋本さんの著書第4弾の発刊が待ち望まれます。
コメント
このブログの読者の方にご説明します。山陰中央新報の「山陰経済ウィークリー」に多胡さんと重厚な執筆陣と最新の金融事情を載せていただいております。ある意味で、山陰地域の方は、日本最新の情報をご覧になっている訳です。
私が今回取りあげたのは、元鎌倉投信の新井和宏さんが立ち上げた「eumo」という会社についてです。詳しくは次回作に載せますが、「円」という等価交換の信用通貨経済圏ではどうすることもできない地域の問題を、「共感通貨」で解決を目指す構想です。あ、当然ですが、私が注目しているということは金融庁も注目しているということでしょう。
橋本さん、
ありがとうございます。山陰の事業者のほとんどが当該雑誌を読んでおり、地元の事業者 (私の親類縁者もいます) と話をするとよく話題になります。彼らは最先端の金融情報に接し、本当に幸せだと思います。
場違いな話で気が引けますが、もう来る人もなさそうだから、マ、いっか。
というのは「組織管理」の言葉に引っかかって、、、管理という言葉にヤヤ神経質になってましてね。
昔参加した社内研修で、講師役(社員)が「モノやプロセスはカンリできますが、ヒトなんかカンリしてはいけません!」と言い切ったのにはいたく感心して、
その方とは顔見知りでもあったので、理由やそこに至った過程、などを尋ねてみました。
喜んでくれたのか「私、長いこと勉強しましてん」と、大量の資料を送ってくれました。中身はおおよそコーチングのようなことでしたが。
「管理」と付くとついマユツバで聞いてしまいます。目標管理とか生産管理とかね。
「管理職」なんて変テコな訳語を充てたもんだから(それこそ「人を駆り立てる」ような)管理に邁進しなければ、な~んて勘違いが起きるし、
目標管理なんて言葉自体が意味不明ですが、卓典さんの言葉を借りれば「形式に降伏して実質を失う」一方と映ります。
生産管理なんて立派な名前を背負ったばかりに、強大な権力を持つに至って、あげく生産阻害の元凶のようなモンです。(製造業の話)
落ち目になるとなんでも「管理」と付けたがるような気がしますな。
アレっ? 逆かな? ナントカ管理が目に付くようになると衰退していく?
管理という言葉は、私も嫌いです。英語のmanageと管理は違うと思います。管理とか評価とか、上から目線の組織は、時代から取り残されると思います。
アラ見てたのね♪ です。
仰ること、同感です。