「製造業の盛んな地域は観光への取り組みが甘い」
製造業の弱い地域を見ると、「ないものはない」の思想で、地元の観光資源になりそうなものを搾り出して、来訪人口を高める努力をしているところが多いのですが、
企業城下町を訪れると、素晴らしい観光素材を持っていながら、昭和の観光から脱皮できていない地域が少なからずあるのは残念です。
障害を抱えるようになって、バリアフリーの有り難みが身に染みるのですが、こういう地域に行くと地域有数の宿泊施設であっても旧態依然としているのには愕然とします。
観光関連の事業にもっとテコ入れできるのではと思います。
観光ぐらいしかない地域が取り組んでいることを研究すれば、もっとできるはず。
先日の諏訪シンポジウム(6月20日)のパネルディスカッションでも議論になりましたが、
製造業のノウハウを観光飲食などのサービス業に応用することも、地域内での連携で可能となるでしょう。
地域金融機関の出番です。