🚩中間決算2022

今回の地銀の上期決算のポイントは有価証券運用です。

本日の日経本紙、地方版を見てもそのような記述です。

多くの銀行が、体力に応じてそれなりに売却損を計上していることがわかります。

また、保有株式の簿価が高い銀行では内外債券等の含み損を吸収できず、有価証券運用全体でも含み損となっています。

予想通りなのですが、何はともあれ実状がよく分かります。

見えてこないのが協同組織金融機関。

協同組織金融機関は銀行の中間決算のルールに準じて“自主的”に行なっています。

銀行の同様の開示をおこなっている透明度の高いところは良いのですが、そうではないところも。

純資産をはるかに上回る「その他有価証券」(投資信託など)を保有していることはないと思いますが、、、

かつてのバブル崩壊の中で、有価証券運用の失敗で破綻した協同組織金融機関をたくさん見た人間としては恐怖心を禁じ得ません。