本日の日経朝刊はこの記事に注目しました。
「東証再編、銘柄選びに生かす 『暫定組』の還元に注目 」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20221210&ng=DGKKZO66692530Z01C22A2PPM000
~4月に東京証券取引所が実施した市場再編に改めて注目が集まっている。本来の基準を満たさないまま最上位のプライム市場に所属した企業の猶予期間が年明けに決まる可能性があるためだ。プライム維持の条件を満たしたい企業は、増配や利益水準の引き上げなどで投資家を呼び込む必要がある。
~基準を満たしていない場合でも、達成に向けた道筋を投資家に示す工程表の「上場維持基準の適合に向けた計画書」を提出することで、暫定的にプライムに移行する企業が約300社あった、、、
~12月時点でも多くの企業で流通株式時価総額の基準を満たしていない。現時点で基準達成に向けたタイムリミットは未定だが、(中略)今後は達成に向けた取り組みが本格化するとみられる。
(以上、記事より抜粋)
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この記事は「増やす&得する」コーナーで投資家視点で書かれていますが、そういえば地銀でもプライム暫定銘柄があったなと思い返しました。
2023年を向けるにあたり、地域金融機関に求められるのは「選択と集中」であり、地域トップバンクのようにすべての業務を引き受けざるを得ない場合は業務の強弱をいかにつけていくか、それ以外であれば「捨てる経営」です。
その観点から
地銀上場をどう考えるか。プライム市場を選択する意味は。改めて考えたいところです。
見栄と横並びで経営できる時間は残されていません。というよりはもう時間切れかもしれない。