ゼロゼロ返済の本格化にともない、借り手に対する事業支援が最重点課題になっていますが、
このブログでは経営支援のメインプレーヤーは信用保証協会であると発信し続けています。
信用保証協会の経営支援業務に関するメディア報道はできる限りフォローしているつもりですが、最近、その中身が質量ともに充実してきたと思っています。
以前から露出度の高い先進的な信用保証協会だけではなく、他地域にも少しずつ広がり始めたようです。
15日の日経電子版「栃木県信用保証協会、ゼロゼロ返済難を一貫サポート」では、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC141E20U3A610C2000000/
信用保証協会が経営支援の世界で「できること、やるべきこと」が網羅されています。
〜県信用保証協会経営支援部の吉沢淳部長は「早期に着手することで改善できる可能性は高まり立ち直りも早くなる」といい、条件変更から最初の1年の取り組みが重要だと訴える。(記事より)
さすが、総力戦連携のハブとして定評がある栃木県信用保証協会ですね。
経営支援の人材の層が以前にも増して厚みができたように感じとれます。
嬉しい限りです。
コメント
「ゼロゼロ返済の本格化にともない、借り手に対する事業支援」の「メインプレーヤーは信用保証協会である」ことはゼロゼロ融資が保証協会保証付き融資である以上間違いないと思います。
ただ、窓口となっている地域金融機関のマンパワーと比べると保証協会のマンパワーは数分の一から数十分の一ですから、保証協会が単独で目的を達成していくことは非常に難しいと思いますので保証協会は「事業支援のハブ」になって、いかに地域金融機関を巻き込んでいけるかがカギになると思います。
そうした視点に立って現状の地域の金融機関の動きを見ていると、まだまだハブの周りの車輪の動きが活発でないのではないかと危惧しているところです。
是非、ハブと車輪がうまく動いている地域の情報も発信していただけるとその他の地域への刺激になると思いますので宜しくお願いします。