🚩「かかりつけ医」として知ってもらうための発信

「発信しないことはやっていないことと同じ」

信用保証協会の経営支援業務の発信が足りない、との旅芸人の度重なる指摘に対し、某信用保証協会の幹部Xさんから心強いメッセージが届きました↓

~痛みを抱える患者(事業者)が、相談に行くのはかかりつけの医院か、それでも納得できなければ、評判の良い医院だと思っています、決して、我々は、町の医院からの紹介状が必要な大病院ではないと思っています。町の患者が痛みを抱えていれば、すぐに飛び込める、すぐに往診に来てもらえる診療所になるべきではないかと考えています。経営支援の実績を積み上げ、地域にしっかりと発信していくことで、事業者が相談したいと思った時に、「あそこに行けばいいんだ」と信用保証協会のことを言ってもらえることを目指します。

橋本卓典さんの「捨てられる銀行4」で、有野文明(甲斐虎)さんの活動が描かれていましたが、まさに山梨県の事業者の方たちが困ったときに真っ先に頭に浮かぶところまで、信用保証協会の存在を身近にしたのが有野さんの功績です。

「それまでは怖いところだと思っていた。」(捨て銀4にある星野書店の須藤紀子さんの言葉)

その地に行かないと入手できない本を見つけることは、地方出張の楽しみの一つでしたが、 昨日は病気で倒れて以来、10数年ぶり...

甲斐虎のあとに甲斐虎なし、残念です。

Xさんや有野さんの言う通り、信用保証協会は事業者にとっていつでも駆け込める「かかりつけ医」であるべきだと思います。

保証料を支払っているのは事業者であり(金融機関ではない)、当然のことです。

かかりつけ医を標榜する地域金融機関は多く、結構なことなのですが、最近は「目先の利益を追うばかりのジコチュウで頼りにならない」との、評判倒れの声も少なからず聞こえてきます。

伝統的業務に加え、資産運用業務や規制緩和による新業務などへのウイングが広がり「おいそがしい」地域金融機関と比べると、

信用保証協会は少人数編成とはいえ、業務は中小企業支援に特化しています。

今こそ、信用保証協会には、中小小規模事業者の駆け込み寺としての地位を確立してもらいたいものです。

それにはいまの発信レベルじゃ、ぜんぜん足りません。

「信用保証協会にしか救えない事業者があるのに、放置してなんとも思わないのか」 つくづく思います。 事業者が重篤な経営状況に陥り...