組織をあげて経営支援業務に注力するなかで、
「伝統的な中核業務である保証業務の弱体化をなんとか立て直さないと」
と、ある信用保証協会の役員さん。
このところ審査スピードに遅れが目立ち、お客様からのクレームが増えていることへの危機感をつのらせています。
「過去の結果であるBSを、古い思考回路のままの金融機関とともに『ああだこうだ』と、こねくり回しているだけじゃ根本的な解決にならず、将来を展望したPLの視点、そのための着眼点を役職員全員が持たねばならない。」
渡辺茂紀さん、伊藤貢作さん、ますます忙しくなりますね。
さらに、
20日のニッキンオンライン「東北財務局、業種別支援の勉強会 42人が知見・ノウハウ共有」によれば、
~金融庁地域金融企画室の汐﨑洋司室長補佐は「金融機関の人に講師となっていただいた。実践的なコンテンツを学び、支援能力の向上に役立ててほしい」とあいさつした。(記事より)
https://www.nikkinonline.com/article/154375
業種別支援の着眼点の浸透に邁進する人々が加速度的に増えています。
来年が楽しみです。
コメント
講師の方々が勘違いしてはならないのは「銀行が貸せるか貸せないか」ではなく、「企業が稼げるか稼げないか」です。
「企業が稼ぐ」「稼げなくなる」とはどういうことなのかを学ぶことが、過去の確率論に囚われた融資管理(AIで代替可能)を越えていく高度化にも資するはずだと思います。