観光産業クラスター

今週、二度目の松江です。

霜月になったからではありませんが、三日前とはまったく季節感が違います。わずか三日で完全な冬型の気候となってしまいました。

米子空港に向けて、高度を下げてくると日本海が見えてくるのですが、海上には一面に白波が立っています。かなりの強風です。おそらく、隠岐の島への高速艇は運行取り止めだろうし、フェリーも揺れるでしょうね。

八月に現地で大変お世話になった隠岐の島・海士町の人々の顔が思い浮かびます。

さて、今日は時間的に余裕がありましたので、松江市内をじっくりと見て周りましたが、松江大橋の上では強風に吹き飛ばされそうでした。

写真は松江城です。

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天気は今ひとつですが、ありがたいことに、地元の方に聞くと、たくさんの観光客などが山陰を訪れているようです。それも若い女性の比率が高いみたいですね。

パワースポット・ブームのお陰です。

  これだけ多くの女性観光客が来るわけですから、この人達にさらに満足してもらうような仕掛けが、重要です。温泉、地元食材の食事、地元産のワインやお酒、地元素材で作ったスイーツなどを併せて満喫してもらえば、地元を支える観光クラスター(宿泊施設や地元のタクシー会社なども含め)の裾野が広がり、地元の活性化へとつながってくるのです。

まさにコラボレーションですね。

かつて、松江を中心とする出雲地区は一流の観光素材をたくさん持っているにもかかわらず、このようなコラボレーションが弱かったと言わざるを得ません。

地域活性化の成功要因は四輪駆動です。「地域事業者」「地域住民」「地域行政」「地域金融機関」の4つの主体(四輪)が、どれだけ当時者意識を持って、行動するかにかかっています

まだまだ十分とは言えませんが、松江市の場合、四つの車が少しずつ回転し始めたように感じます。

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コメント

  1. (^o^)/"" より:

    この四輪のうち誰かが本気で気付けば、眠れる獅子も飛び起きるようなエネルギーが放出され、地域活性化だけでなく、生きる目的にまで広がっていくと思います。

    山陰は都会とは違う時間が流れているので、目覚めるまでに時間がかかりますが、私達は気付きました、女子の力は侮れないと....!!!

  2. 芸のない旅芸人 より:

    山陰女子のパワーに期待していますよ。陰ながら、お手伝いします。