SBIが大東銀行(本店:福島県郡山市)の筆頭株主(17%台)になるという報道の中で以下の文言がありました。
~大東銀の鈴木孝雄社長は29日、「筆頭株主の異動はここにきて聞いた話で驚いています。全ての株主に情報提供などを通じコミュニケーションを図っていく所存です」とのコメントを発表した。別の幹部は「SBI側から事前に連絡はなく寝耳に水だった」と語る。(本日の日経東北版)
当然のことでわざわざ書くことではありませんが、ワタシは地域銀行の社外取締役として、上位株主の動向は常に注視しています。
その常識感から驚いたのは、「ここにきて聞いた話で驚いている、寝耳に水」という言葉。
大東銀行の経営陣による、今回、SBIに株式譲渡した前筆頭株主プロスペクト社(東証2部上場、マンション分譲業)とのコミュニケーションが図られていたのか、
とくにコロナ禍での同社の業況確認を行なっていなかったのか、
というところです。
余計なお世話ですが、気になったものですから。