敬老の日ですが、東日本は台風の影響であいにくの三連休です。
休日なので気楽に趣味の世界の話をします。
子供の頃から今で言う「乗り鉄」なのですが、「あのとき乗っておけばよかった」と悔いが残る列車がいくつかあります。
その一つが出雲市と名古屋をおよそ10時間かけて結んでいた急行「大社」です。一部の車両は敦賀で切り離されて金沢まで走っていました。
昭和43年10月の時刻表によると上り列車・名古屋行は出雲市発8:20。金沢行の車両を増結して9:30に米子を出発し、名古屋着18:41、金沢着18:38です。
この時期、山陰と東京を往復することが毎年のようにあったのですが、急行「大社」より1時間ほど先行する急行「白兎」(松江7:48→京都14:08)、京都から乗り継いで新幹線というのが定番でした。ちなみに当時、東海道新幹線は新大阪まで。
「白兎」に比べると、宮津線、小浜線、北陸本線を回る「大社」はタイムロスが多く、利用を考えたこともありませんでした。
急行「大社」(名古屋行) は豊岡で宮津線、小浜線を経て敦賀で北陸本線、そして米原から東海道本線に入るのですが、それぞれの駅でスィッチバックの方向転換を行います。
ちなみに箱根登山鉄道は塔ノ沢、大平台、宮ノ下の区間で3回のスィッチバックがありますが、山登り区間でもない限り、3回も方向転換を行う列車は他にはなかったでしょうね。
山陰海岸、天橋立、若狭湾、琵琶湖 (というより余呉湖)、関ヶ原と、車窓も変化に富んでいて、10時間の長旅もさしたる苦労ではなかったのではと思うのです。
コメント
「乗っておけば」「小浜線」「方向転換」「箱根登山鉄道」・・・どれに引っ掛けてコメントしようかと悩みましたよ。
そういえば、小浜でカニかなんか食いましたなあ、旅芸人さんと。
カニにするとまた今年食ってない話になるだけなので、チョットおいてからコメント入れますよ、これから晩飯なので。
チョット飲んじゃいましたが・・・
この連休中ですが、小浜線の絡んだ旅番組(TV)を偶然観ました。
カニもですが、仰る通り、若狭湾はなかなかの車窓ですからちょいと旅愁を感じました。
ワタシの得意分野は船なんですが、このところフェリーに新造船が続々就航していて、そのウリが、アコモデーションを大幅に向上させたところ。そう、旅客重視になってきたのです。(鉄道の夜行とエライ違い)
そこで、大洗から新造船で渡道して、すぐ小樽ー新潟の新造船で戻って、ついでに行ったことない佐渡に新造船で渡って、直江津側に戻って、そこからフェリーで舞鶴に行って、舞鶴では伊根に行く船が季節便なんてのがあるのでそれに乗って、、、戻るという大計画を立てたのですが、あまりに盛りすぎて、というより天気悪すぎてただの計画倒れに終わりました、とさ。
ARCさん、
舞鶴〜伊根の船旅、大いに興味ありです。
船のハシゴ、凄えですね。
船の夜行はヘルシンキからストックホルムまでの経験しかありません。一応、仕事の間の出張でフランスの銀行のパリに勤務していたオーストラリア人のオッサンと弥次喜多でした。
中にはカジノがあり、一点張りの配当が36倍ではなく、30倍でした。ボッタクリカジノめ、と思いました。
いずれ鹿児島から喜界島に夜行航路で行こうと思っていたのですが、鹿児島の仕事がクビになりパーになったのは残念。関西汽船ぐらいには乗っておきましょうか。