週刊金融財政事情の10/2号はベンチマーク特集でした。
その中に、森俊彦さん (もと日本銀行、日本動産鑑定会長) による、
「中小企業経営者はベンチマークをいかに活用すべきか」
という論考があります。
「中小企業経営者はシンプルに営業キャッシュフロー増加が大きな関心事で、それを組織的継続的に支援できる金融機関が選択されることになる。」との主張です。
顧客企業から選ばれるために、当該企業の「営業キャッシュフロー増加を組織的継続的に支援」することをベンチマークに盛り込み、それをベースに顧客と対話を行う。
これこそがベンチマークの真の活用法なのです。