本日は沖縄で「金融仲介のシンポジウム」に参加しました。
沖縄のすべての金融機関のトップ、支店長達その他、合計300名弱の方たちが集まり、主催者である沖縄総合事務局 財務部によれば、今までのシンポジウムでは最大級とのことでした。
私の持ち時間は90分でしたが、いつもの
「組織的継続的リレバンのススメ (なんちゃってリレバン、なんちゃって地方創生はやめなさい) 」
という“定食メニュー”に加え、
「沖縄はSDGsで先進地区にならねばならない地区であるにも関わらず、金融機関の意識が低すぎる」
「沖縄は知的資産経営への取り組みが遅れている」
「長期資金漬けにしておいて、事業性評価をやっているというのは空言」
といったトッピングをまぶしました。
言うべきことはすべて発信したのですが、果たして。。。
コメント
昨年8月 沖縄の某地銀に呼ばれ、同じようなお話をしてきました。
知的資産経営報告書に係る取組も、全金融機関一緒になって取り組んでいるとのことでしたが、その後、別方面からお聞きしたお話では、形骸化している可能性を感じていました。
昨年3月の沖縄での「金融仲介シンポジウム」で金融庁は初めて「信用保証協会付長期融資の、事業性評価付短期継続融資へのシフトの重要性」をアナウンスしています。
「保証協会付融資、経営者保証ガイドライン、短期継続融資」の一体理解の重要性は、その後、経営者保証ガイドライン活用事例集No13」で明示的に発信しています。
昨年8月 この二つについても事例と図表をもって解説してきました。
この地銀がどのように覚醒しているのか、気になります。
寺岡さま、
いつもありがとうございます。
昨日の沖縄シンポジウムであえて知的資産経営をトッピングに入れたのは、経産省のロカベン会議でご一緒している方々から、沖縄で知的資産経営の研修会を何度もやったが、数件取り組んでお茶を濁しているだけ、本気度が足りないと聞いたからです。沖縄は観光や飲食などが多く、知的資産経営の使いどころ豊富と思うのですが、反応が鈍いというのが私の印象でもあります。