不祥事を重く受け止めて再出発

本日は商工中金の株主総会です。

税金を悪用した不正融資事件の汚名を挽回するためには、「真の意味で中小企業のために役に立つ」、それ以外に残された道はありません。

多大な迷惑をかけた民間金融機関に対しては、コミュニケーションを深め信頼関係を築き、中小企業の経営改善や事業再生の分野を中心に協業できるよう生まれ変わらねばなりません。

半官半民という組織が与えられた期間は長くありません。

4年後には商工中金が、世の中になくてはならない民間金融機関として自立できるよう、職責をまっとうするつもりです。

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コメント

  1. 山猿 より:

    “なくてはならない金融機関”・・・

    地盤沈下が進む地方こそ、そのような金融機関が現れるのを待ち望んでいます。私の住む街の支店も、そのように生まれ変わる事を強く期待しております。

  2. 鮭介 より:

    商工中金ほど、中小企業の融資元として登場する金融機関はありません。それも一部のエリアだけでなく、日本全国においてです。リーテイル営業の産業は商中の情報網に大きな価値を見出しています。民間と半官との違いはありますが、ウェルスファーゴのような事件でした。半官のハードルを乗り越えることが出来るなら、本来の市場価値は非常に高い会社だと思います。