東京は朝からの雪があっという間に降り積り、昼過ぎには一面の雪景色となりました。
我が家からガーデンプレイス(写真)へは緩い坂道なのですが、坂を登れない車が数台立ち往生していました。 北海道、東北、北陸などの人たちから見たら、情けない姿かもしれません。
”ほうほうの体”で家に戻り、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のDVDを見ました。
メリル・ストリーブが演じるサッチャーさんは、身振りから話し方(メリルは米国人ですから、英国英語は大変だったと思います)まで、実物そっくりです。
私がロンドンに着任した時は1979年の秋ですから、サッチャー首相の1年目でした。 5年あまり勤務していましたが、その間はサッチャー政権が労働争議やフォークランド戦争などの厳しい局面から、ビッグバンへと展開していく時期にあたります。
この映画は感慨深いものがありました。
夕方のテレビニュースでは、ロンドン地下鉄150周年の企画で、最古の区間(パディントンとファーリンドンの間)をSLが走った話が取り上げられていました。
この最古の区間を含む、ロンドン地下鉄サークルライン(山手線みたいな環状線)は、地下トンネルと切通しとが交互に組み合わさっていますが、これはSL時代に、切通しで煙を外に出すためだと聞いたことがあります。
SLに乗車した人が、「煙のニオイにノスタルジーを感じた!」などと言っているのを聞いて、とてもうらやましく思いました。(チケットは26000円だったとか)
コメント
サッチャー政権・・・懐かしいですねぇ!
メリル・ストリーブは一番のお気に入り俳優です。
彼女のプロフェッショナルな役づくりはピカイチでいいと思います。
私の個人的なランキングでは、ロバート・デ・ニーロと共演した「恋に落ちて」と、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演した「カサブランカ」が、甲乙つけ難いトップ作品です!
・・・好きなもんですから、ついサッチャーさんのことを忘れて力が入ってしまいました(^-^;
克己さま
ありがとうございます。
メリルストリーブのサッチャーさんは本当にそっくりなんですわ。声の出し方とか、アクセントとか、びっくりしました。
DVDのおまけで裏話ストーリーがついていたのですが、彼女はこの役は絶対やりたいので、志願したと断言していました。
監督も脚本も女性でして、女性パワーの怨念のようなものを感じる作品でした。