病気で自宅療養になってから海外に行くことがなくなり、海外情報から遮断されてしまいました。最近、海外の地域金融・中小企業金融の事情がよく分かりません。
地域金融や中小企業金融といった分野は、インターナショナルなメディアがあまり報道しないため、現地に行って話を聞かないとなかなか分からないものです。
メディアは新しい話が出ると派手に発信するのですが、消えるときは報道の対象にはなりません。当たり前といえば当たり前ですが。
たとえば、モンデックス。
今や死語ですが、20数年前には電子マネーの先駆けとして話題になりました。
当時、イギリスには縁がありましたので、導入実験の町となったスウィンドンまで遠征し、パブでビール片手に住民の方々に使い勝手をヒアリングしたこともあります。評判は芳しくありませんでしたが。
その後、モンデックスはカード会社に吸収され、実質的に運営していた銀行は他行に吸収合併されてしまいました。ひっそり退場です。
そういえばスーパーリージョナルバンク。
日本では、地域金融機関の合併統合の中で今でも必ず出てくる言葉です。
私にとっては、救済でもない限り、統合合併よりも連携や業務提携だと思っていますので、スーパーリージョナルバンクというコンセプトは何年も前から死語です。
本家のアメリカではどのようになっているのでしょうか。
どなたか教えてくださる方はおられませんか?