不連続な変革

銀行の中間決算が出そろいました。

メガバンクはマンパワーによる業務量の大幅な見直しが話題になっていますが、地域銀行の場合は、

1. マイナス金利の浸透で資金利益はつるべ落とし。ボリュームを増やしても金利低下分をカバーできない

2. それを何とか与信費用の戻し益で埋め合わせている

3. 今後は地元回帰を進めて事業性評価による中小零細企業の深掘りに尽力

というケースが多いようです。

原点に戻るといえばそれだけのことですが、言うは易く行うは難しです。

最近、メガバンクのトップが言う、「過去の延長線上ではなく、不連続な変革」 (ただし、メガのモノマネではない、地域銀行としての) が求められます。

「不連続な変革」は、ムラ社会の地域銀行には難易度の高い課題といえます。

経営陣の刷新と人材のダイバーシティが必須の地域銀行は少なくありません。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする