東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の新会長の候補者を選ぶ「候補者検討委員会」のメンバーや会議内容が非公開と決まりました。
この手の委員会は、メンバーを見れば着地点はほぼ見えてくると思っています。役所の意向に意見を合わせる御用〇〇さんも生息していますし、メンバーには事前説明で役所の方から根回し的な情報インプットされるのが常のようです。
メンバーを見れば、非公開であっても会議の内容はほぼ想像することができるのです。
そもそもメンバー非公開というのは論外です。旧態依然とした組織に呆れます。
翻って、
3年前の「商工中金の在り方検討会議」は公開で行われ、毎回100名を超えるメディア関係者の前での会議になりました。
事前シナリオ(ワタシはそのようなものがあっても従いませんが)らしきものもなく、どこからの根回しもなく(少なくともワタシに対してはそうでした)、中身のある議論ができたと思っています。
事前準備は大変だったし、非公開とは比較にならない緊張感でしたが、公開ベースでやって本当に良かったと思っています。