🚩ここが知りたい

本日の日経朝刊「上場地銀の半数、減益や赤字に」に記載されている通り、上場している地域銀行のうち赤字となったのは3行。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20210515&ng=DGKKZO71925240U1A510C2EA4000

東邦銀行(福島市)、きらやか銀行(山形市)、福島銀行(福島市)の3行です。

きらやか銀行は有価証券運用による多額の損失が理由なのですが、福島県の2行は新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した融資先の貸し倒れに備えた費用がかさんだためのようです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210514/6050014497.html

~東邦銀行はことし3月期の決算でグループ全体の「最終損益」が46億6400万円の赤字となりました。東邦銀行が赤字決算となるのは、バブル崩壊後の不良債権処理などで2年連続の赤字となった平成13年以来20年ぶりです。また福島銀行もグループ全体の「最終損益」が17億2400万円の赤字となり、3年ぶりの赤字となりました。いずれの銀行も新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した融資先の貸し倒れに備えた費用がかさんだことなどが理由です。(14日、NHK福島 NEWS WEB)

福島県にはもう一つ地域銀行がありますが、その大東銀行の当期利益は、赤字ではなく前期比微減ながらも9億9000万円のプラス。ポイントとなる与信費用は、東邦・福島とは逆に前年比で減少(638百万円→612百万円)しています。

同一エリアを地盤としながら、これだけの差が出るとは。

単にリスクを取る銀行と取らない銀行との違いなのでしょうか。

さらに、金融検査マニュアルがなくなり、資産査定・償却・引当のところに各金融機関の経営思想が鮮明に出てくるようになりましたが、それが理由なのか。

メディアには決算発表の場において、こういう点をしっかりと確認してもらいたいものです。

日銀の新支援制度に申請するかどうかよりもはるかに重要な点ですから。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする