本日の日経電子版「秋田銀行と岩手銀行が包括提携 将来の統合『否定せず』」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC26C890W1A021C2000000/
~包括提携は経営の独立性を維持することが前提だが、将来の経営統合について岩手銀行の田口幸雄頭取は「一般的に合併統合の選択肢もあり得る時代になってきている」と述べた。秋田銀の新谷頭取も「将来的に統合自体を否定するものではない」としたうえで「今の選択肢としてはこれ(包括業務提携)が最も有効な方法ではないか」との見方を示した。(本文より)
再編、すなわち資本統合に関する質問(メディアの好きな定番です、笑)に対する回答と思われますが、両行とも厚い資本を持ち、資本に懸念のある状況に陥っているわけではなく、きわめて妥当なものです。
万が一、資本不足の可能性が出てくれば、資本統合の可能性が選択肢の一つとして浮上する、それだけのことなのでは、、、
さらに言えば、
会津と長州ほどではありませんが、戊辰戦争における南部と佐竹の立ち位置を考えると、お客様の感情も含め、再編は容易ではないのでは、とも思います。
コメント
150年余りの時を経ても、「引き継がれている心」があるかもしれません。藩主が民の事を思えばこそ、組織は永続的なものとなりそうです。