2013年2月27日、長野市で開催された「信州再生支援ネットワーク」の周年事業で講演をする機会をもらいました。
事務局は長野県信用保証協会です。信用保証協会の人たちと深く接点を持ったのはこのときが初めてでした。
信州再生支援ネットワークのような中小企業支援ネットワークは、2004年の京都再生ネットワーク会議に遡りますが、
「中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえた中小企業の経営支援のための政策パッケージ」(2012年4月20日 内閣府・金融庁・中小企業庁)において、
~各地域における中小企業の経営改善・事業再生・業種転換等の支援を実効あるものとするため、金融機関、事業再生の実務家、法務・ 会計・税務等の専門家、中小企業団体、国、地方公共団体等からなる「中小企業支援ネットワーク」を構築、
と明記されたことから、信用保証協会を事務局として中小企業支援ネットワークが全国で設立されたのです。
長野県での会議に参加した体験から、このネットワークこそが、ポストコロナに向けた事業変革支援、経営改善/事業再生支援の総力戦の核になるのではとの思いがあったのですが、それを実践しているのが栃木県です。
https://www.cgc-tochigi.or.jp/networksupport
昨日行われた、「とちぎ中小企業支援ネットワーク」の18回目の会合に関する記事が、本日の下野新聞に掲載されています。
板橋区企業活性化センターの中嶋さんの講演の様子は記事にもありますが、皆さん感銘を受けられたようです↓

中嶋さんの話のなかに「私はお世辞は言わないけど、栃木の支援に向けての団結力は日本一だ」とのフレーズもあったそうです。かくいうワタシも思いは一緒です。
ワタシの関係する商工中金も、宇都宮支店長が
「事業者が事業に専念できるように、融資の方法を検討して提案している。栃木の金融機関としっかり連携して事業者支援に取り組む」
との、わかりやすく熱い話をした、と聴講した方から聞き、嬉しく思いました。