🚩リレバンで増えるマッチング

週末、久しぶりにお目にかかった地域銀行Xの役員Pさん。

この数年、このX銀行は現頭取のもとでビジネスモデルを、プロダクトアウトのトラバンから真の顧客本位のリレーションシップバンキングに抜本的へと刷新し、コロナ禍の今、地元のお客さまからの圧倒的支持を得て、ワタシの目にも競合他行との違いが鮮明に映ります。

最近はコロナ禍で苦境に陥る事業者や医療従事者を横目に、「リレバン疲れ」などと平気でいうヒトや、当局の文書からリレバンという言葉か消えたので「リレバンは終わった」などと、いけしゃあしゃあと宣うヒトが少なからず存在しますが、X銀行のリレバンは組織的継続的なものへと進化し、収益の裏付けもついてきていると、うかがい、嬉しく思いました。

「リレバン疲れ」という言葉を最近よく聞きます。 トップ地銀、とくに大都市圏の地銀の行員の中に「リレバンに違和感がある」という人たちが...

さて、

Pさんによれば、最近のトッピクスとして、X銀行では行内マッチング(行内結婚)が増えてきているとのこと。

金融機関、とくに地域金融機関といえば、かつては社内結婚のメッカでしたが、最近は激減し、女子行員職員と地元公務員等との結婚が増えたという話が多く聞かれました。

その潮流に変化が、、、

リレバン業務にイキイキと取り組む男子行員が頼もしく見えるのか、地域銀行という組織の将来性に光を見たのか。

銀行冬の時代と揶揄されていますが、組織的継続的なリレバン銀行は違うのかもしれません。

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コメント

  1. 橋本卓典 より:

    それは面白い計測です。上位目的のはずの「幸せ」が果たして組織内外に増幅しているのか。私の信頼する支店長さんは、案件を承認する際に「それで誰と誰が幸せになるの?」と必ず聞いていたそうです。「ウチの銀行だけが幸せになります」と答えたら、即座に差し戻したとか。