🚩形骸化したALM

米国のインフレ懸念がますます高まり、ウクライナ情勢が緊迫するなか、旅芸人ブログではこの数日、地域金融機関の有価証券運用について発信しています。

「ボルカーとか、カウフマンとか、懐かしいですね」

ある地域金融機関のトップの方からメッセージをいただきました。

この方のような、30年以上前の金利上昇局面において債券運用で苦労した体験がある人は、地域金融機関の経営層にもほとんど残っていません。

30数年前と比べると、金利スワップなどがALMで日常的に使われるようになりました。

ただ、そのALMが低金利の持続の中で形骸化している地域金融機関が多いように思えてなりません。

ましてや金利リスクが海外となると、、、

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コメント

  1. 橋本卓典 より:

    「減損ルールに抵触しないなら、当期利益が吹っ飛んでも債務超過になっても大丈夫」

    組織や人って、時にまったく検討違いの問題にのめり込んだり、楽観視したり、戦ったりしますよね。

    言われたことではなく、言われてないこと(計測できない世界)の方が、大事なのです。