🚩信用保証協会、有志で意見交換会

3月27日の岡山ダイアローグ緊急企画「事業者支援~最前線のいま」

本日午後の岡山ダイアログ「事業者支援 最前線のいま」では、 小野拳さんと伊藤貢作さんから、現場の状況が的確に伝えられたと思います。 ...

に大いにインスパイアされた、全国の信用保証協会の有志数十名の皆さんによる意見交換会が、昨日、リモート開催され、大変熱い日曜の午後となりました。

いまや各地域において、実質的に最大の債権者となった信用保証協会。

ポストコロナに向けた中小小規模事業者の事業変革の支援は、信用保証協会の双肩にかかっています。

大阪府と島根県における実際の取り組みが発表されましたが、大阪信用保証協会の経営支援の活動が担当部署だけでなく、部門を横断した運動であることに感銘を受けました。完全に組織的な業務運営となっているところに本気度があふれていました。

ゼロゼロ融資の過剰債務問題を踏まえた、中小小規模事業者に対する様々な施策は行政サイドからも発信されていますが、いますぐやるべきは信用保証協会の全体的なレベルアップだと思います。

残念ながら、信用保証協会の「経営支援業務」は地域によってかなりの格差があり、以前と比べれば問題意識は浸透してきているものの、実際の活動となると旧態依然とした業務から出ようととしない信用保証協会はまだまだ多数派です。この期に及んでも、、、

週刊金融財政事情・8月31日号の「新聞の盲点」では、二極化する「信用保証協会による中小企業の経営改善支援」の実態があぶり出されています。 ...

こういう信用保証協会が組織として自己変革するのを待つだけの時間的余裕はありません。

変革が遅れている組織において、経営支援の分野で孤軍奮闘している人たちを応援するのが、地域金融変革運動体の重要な役割だと思っています。

今日の話を傍聴して感じたことのひとつは、信用保証協会の経営支援活動をもっと業界以外の人たちに知ってもらう必要があるということです。

メディアとのリレーションシップが大切です。

最近は大阪府、石川県、栃木県、岐阜県などの話は新聞(全国版でも)で大きく取り上げられるようになりました。

本日の北國新聞(石川県)の記事です↓ 石川県におけるゼロゼロ融資等の実態報道に大きな紙面が割かれています。 地方紙が信...
本日の日経関西版の記事、「迫るコロナ融資返済 中小企業のまち大阪、支援課題に」 には、コロナ禍における信用保証協会のあるべき...

全国各地で、このような中身のある発信がなされることを楽しみに待っています。

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コメント

  1. 野上智之 より:

    以前にメールにてご挨拶させていただきました(株)エクステンドの野上と申します。
    大変ご無沙汰しております。
    大阪信用保証協会のお話しがありましたので、コメントさせていただきます。

    弊社は、2022年2月に「経営改善サポート保証(感染症対応型)制度」セミナーを
    Webを中心に開催させていただき、約100名の経営者様がご参加されました。
    業績改善しないままでの過剰債務、返済猶予期間終了に悩まれていました。

    本セミナーは、北おおさか信用金庫様、株式会社きたしん総合研究所様に
    ご後援をいただき、事前に大阪信用保証協会様に開催にあたり事前相談した
    セミナーでした。
    大阪信用保証協協会経営支援部様におかれましても、これからが正念場という
    印象を受けました。
    多胡様の「完全に組織的な業務運営となっている」ということを肌で感じました。
    今後ともよろしくお願いします。