東洋経済オンラインの記事、
「地銀の大株主に出現『村上系ファンド』の腹づもり~株価がまるで冴えない地銀に示した3つの選択肢」
https://toyokeizai.net/articles/-/598886
~銀行業界初となる敵対的買収が成立したことについて、村上氏は「金融庁もマーケット中心主義へと舵を切った」と評価する。企業価値向上に資するなら、金融庁は再編を推奨すると見ている。
きらぼしの再編相手としては、横浜銀行と東日本銀行を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループが考えられる。折しも、昨年8月にはストラクチャードファイナンスなどの分野において、きらぼし銀行とコンコルディア傘下の横浜銀行が業務提携を発表した。
きらぼし銀と東日本銀は同じ東京都が地盤で、両者の再編観測は浮かんでは消えを繰り返している。仮に再編が成就すれば、シティにとっては新生銀行に次ぐ「二匹目のどじょう」となる。
シティによる株式保有で何が起こりうるのか。村上氏は地銀株の保有についてこう述べた。
「地銀には3つの選択肢がある。1つ目は合併や買収が起こりうること。2つ目は非上場化すること。3つ目は企業価値を上げること」(記事より)
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村上氏の3つの選択肢。
ワタシは「株価がまるで冴えない地銀」(→表題の言葉です) のほとんどは、追い込まれて2つ目の選択肢を取ると思っています。
こういう銀行の株式市場でのファイナンスは今後考えづらく、上場維持費用が負担となっている銀行も少なくありません。
ようは見栄を捨てればいいだけですから。