🚩基本に戻ろう

「70年代を通してドルは低位で推移した。金とドルの交換停止を表明した71年のニクソン・ショックの余韻もあった。当時のFRBは物価上昇が鈍りそうになるとすぐに利上げの手を緩め、インフレの根治につながらなかったことも影響した。状況が変わったのはボルカー氏がFRB議長に就いた79年以降だ。悪性インフレの退治へ猛烈な金融引き締めに動いた。政策目標を金利から資金量に切り替えて市場へのマネー供給を絞り、短期金利を急騰させた。ドルの主要通貨に対する強さを示すドル指数(名目実効為替レート)は反転し、80年と81~82年に景気後退を経験しつつも上昇を続けた。前年同月比でみると、ドル指数の上昇率と短期金利はピークがほぼ重なる。」

本日の日経電子版、金融政策・市場エディター大塚節雄さんの「日銀を脅かす『不況下のドル高』リスク 米80年代の再来か」にある、

70~80年代の米国のスタグフレーション期の振り返りです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB04D8U0U2A800C2000000/?n_cid=NMAIL006_20220808_A

この時代に米ドル金利市場の現場で数々の苦渋を舐めたワタシとしては忘れることのできない悪夢です。

いま現在、過大な海外金利リスクテイクで身動きが取れなくなっている地域金融機関が少なからずあり、

旅芸人ブログでは、地域金融機関の有価証券運用の現状に強い警鐘を鳴らしています。詳しくはこちらを↓ ...

そういう金融機関からの相談もあります。

答えは、

「地域金融機関の基本に戻ろう」

詳しくはこちら↓を。

5月2日の米債券市場で長期金利の指標・10年物国債利回りが上昇(価格は下落)し、一時2018年12月以来、およそ3年半ぶりに3%台を付けま...

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