幾寅

かつて札幌から帯広、釧路、根室への大動脈は根室本線でした。

函館本線の滝川から分岐し、富良野、狩勝峠を越えて新得から十勝に入るのですが、富良野~新得のバス転換が、本年1月に決定されました。

バス転換区間のほとんどは、2016年の台風で打撃を受けて以来、鉄路は不通となり、バス便となっているのですが、当該区間なかに含まれるのが幾寅駅です。

幾寅駅は120年の歴史があり、高倉健さんの映画「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)の幌舞駅として登場します。

この区間は何度も往復しているのですが、いつも特急や急行を利用したため、通過していくだけでしたが、2013年にトマム・富良野方面を旅行したときに貸切バスで幾寅駅に立ち寄ってもらい、駅の外観を見ることができました。

涼しい北海道も今日で3日目。蒸し暑い東京の人たちには誠に申し訳ありません。帯広から札幌まで、JR特急「おおぞら」で移動しました。特急「おおぞ...

ハカセの写真館より、幾寅駅をアップします。(2017/5/20)

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さらに、新緑のなかを走る一両の列車、このような風景は二度と見ることはできません。

バス便転換が決まった金山~東鹿越、2017/5/20

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