~「ミセス・ワタナベ(日本の家計の代名詞)は株式ブームの火付け役となるか」(英フィナンシャル・タイムズ)――。新しい少額投資非課税制度(NISA)のモデルとなった個人貯蓄口座(ISA)を1999年に導入した英国で日本株が話題だ。福祉国家から自助国家へと英国民の意識改革を促したISAの設計思想が日本に根付くか関心を寄せている。
5日の日経朝刊、日経QUICKニュースの永井洋一さんの「新NISAで家計革命」を読み、
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240205&ng=DGKKZO78223040U4A200C2ENG000
40年数前のことが蘇りました。
当時、ユーロ債の有力な投資家はベルギーやルクセンブルグの富裕層の個人投資家であり、彼らのことをフィナンシャル・タイムズや業界誌は、「ベルジャン・デンティスト」、すなわちベルギーの歯医者と総称していました。
ベルギーはチョコレートが美味いので歯医者が儲かるということらしいです。
ワタシもイギリス人の同僚とともに、ロンドンからベルギーやルクセンブルグのプライベートバンク詣をしました。成果は上がりませんでしたが(地域密着の金融機関には歯が立ちませんでした)
1983~84年になると、メディアはジャパンマネーの台頭を大々的に報じるようになり、「セイホ・マネー」とともに、日本の個人投資家として、「ミセス・ワタナベ」という言葉が紙面を踊るようになったのです。
セイホはパワフルでしたが、ユーロ債が日本の個人投資家に大量に売れたという印象はあまりありませんでした、笑。
40年ぶりにミセス・ワタナベの再来。
今回は影響力があるかも、、、