~「〇〇銀が新中計 24年度に純利益●割増、コンサル強化」
~「△△銀行が新中計、純利益✖️億円増へ コンサル強化」
本夕の日経電子版の記事の見出しです。
同じく日経電子版、□□銀行の新頭取のインタビュー記事には以下のような文言があります。
「地域との信頼関係をさらに深めていき、地域社会の発展を力強くリードしていくコンサルティングバンクであることが使命」
19年前のリレバン機能強化の議論の時から、コンサルティング機能を持つことの必要性を主張していたワタシではありますが、これだけ「コンサルティング」を並べられると文句のひとつも言いたくなります。
「コンサルティングの前にやることがあるだろう」と。
上記の3つの地域銀行に問いたい。
「貴行は真の意味での資金繰り支援のプロ集団ですか」
資金繰り支援とは、単に資金を貸し込むことではなく、「お客さまが事業に専念できる環境を整えること」を言います。
コロナ関連融資等を流し込んで資金繰り支援は一丁上がり、あとはコンサルだ、地域商社だ、というのには大いに違和感を感じます。