昨今、リレバンに否定的な意見をいう人はさすがに減りました。
とはいえ、「リレバンは儲からない」との声はいまも根強く、
「それは本気度が足りないナンちゃってだから、属人的イベント的で組織的継続的な活動となっていないから、時間軸を持ってとらえていないから」・「リレバンこそが正しい儲け方だ」、
と反駁しても平行線です。
いくら言っても理解されませんね。諦めました。
さて、23日のブログ「悲願でした」、
で取り上げた北國FHDの引当基準の変更は、組織的継続的リレバンが引当額を軽減することを示唆しています。
リレバンにより与信費用が減ることは自明の理ですが、北國FHDの新しい引当基準の浸透により、それは確固たるものとなるでしょう。
大きな前進です。
さらにいえば、
リレバンこそが強力な信用リスク抑制策であり、
地域における最大のリスク要因である廃業に歯止めをかける有効な手段なのです。
リレバンを疎かにする地域金融機関は、ますます取り残されていくでしょう。