本日の記事で注目したのは、
「栃木の栃毛木材工業、森林のCO2吸収枠を企業に販売」
日経・北関東版です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC141GN0U2A910C2000000/
〜「これまで林業は伐採した木を売ることしかできなかったが、森林管理の価値も認められるようになる」
〜森林吸収に関するJ―クレジットの活用にはアキレス腱(けん)がある。国際枠組みであるパリ協定に沿った「科学と整合する温暖化ガス削減目標(SBT)」には適合しておらず、海外では認められにくい。
〜再生可能エネルギーの活用によるCO2削減枠のJ―クレジットへの登録も準備している。再エネを活用する排出削減はSBTでも認められており、木材の乾燥に使う木質バイオマスボイラーで実施する。
栃毛木材と買手2社とを仲介したのは足利銀行です。
Jークレジットの仲介は十数年前から取り組んでいる山陰合同銀行の後続がほとんどなかったのですが、この動きが全国の地域金融機関に広がることを期待しています。