「預かり資産業務は今後、儲かるとは思えない。でも、やめるわけにはいかない。地域のお客さまの資産形成支援のために、この提携には賛成する。」
地方銀行(全国有数の課題先進地域のトップバンクです)と大手証券会社との全面的な業務提携に関する、取締役会議案についてのワタシの発言だったようです。
「だったよう」というのは、2年以上前のことで、ワタシ自身があまり覚えておらず、当時その場にいた方から、先日このことを聞きました。
積立とノーロードがどんどん主流となり、世界的な量的緩和でリスクとリターンのバランスが崩れている中で、フィデューシャリー・デューティを遵守した業務運営を行う以上、預かり資産業務は収益性の高い業務ではないと確信していましたが、そういう発言をしていたとは。
ちょっとは、社外取の仕事ができたかな、と
いまや大手証券会社と地方銀行の包括的な業務提携は5行へと広がりました。
昨日のブログ↓を書きながら思い出したことです。