🎯顧客本位の「選択と集中」経営

地域経済の中核となる有力企業のメインバンクは地域トップバンクであり、他金融機関にはない圧倒的な強さはこの顧客基盤にあります。同時にトップバンクにはすべての業務をやらねばならないという宿命があります。

一方、顧客基盤で列後する二番手、三番手の地域銀行が、トップバンクに対し、優位性があるのは、「選択と集中」ができること、このようにワタシは思っています。

それでは、どういう業務を選択するか。

儲かる業務ですか?

それが、お客さまの求める業務なのであれば、そういう選択方法もありですが、仕組み債の例を見るまでもなく、儲けありきで顧客ニーズは「あとづけ」。こんな“こじつけ”はもってのほかです。

「あくまでもお客様のためにならないことはやらない」

これが一番です。

それから、他業態が低コストで席巻する将来性のない業務を、労働集約的に行うのは愚の骨頂。さっさとやめましょう。

これが二番。

そして、二番手、三番手にはトップバンクにない強みがあります。

それは敷居が低いこと。そして謙虚さ。

地域金融機関は業務範囲が広がる中で、いまや業務の「選択と集中」を考えねばならない段階にきています。 12月2日のブログでは、この視点...
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多くの二番手三番手がこれら強みをまだまだ活かしきれていないなかで、日豊本線の3つの第二地銀は、顧客本位の「選択と集中」経営ができていると思います。

女子行員や若手行員にとってハードルが高いと思われている法人取引を、彼らが取り組みやすくしたことが共通点です。

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先週の、ソリューション営業に関する論争 (本ブログにおける7/25「竹内さんの著書」、7/26「議論が白熱」のコメント欄をご参照ください) ...