忠臣蔵ウィークということで、懐かしいドラマがテレビ放映され、楽しんでいます。
時間がたっぷりあるので、サブスク契約から、昭和のころの忠臣蔵映画も片っ端から見ました。
かつて矢頭右衛門七(17歳)の役をやっていた役者さんが、別の映画では大石内蔵助を演じていたりしています。
忠臣蔵には多くの名場面があるのですが、
ワタシが一番ヒートアップするのは、大石が江戸に向かう途上、東海道の宿場町で垣見五郎兵衛と対決するシーン。
大石は京都の公家である日野家用人・垣見五郎兵衛に化けているのですが、そこに本物が現れてしまいます。
道中手形を見せろと迫られて白紙を示す。勧進帳のごとく。
ところが、本物の五郎兵衛さんは手形の入った箱の浅野家家紋を見て、グッときて、「拙者はニセモノでござる。偽手形を持っているのでご処分くだされ。」と深々と頭を下げて去って行く話。
垣見五郎兵衛は立花左近となる時もありますが、大石の役者さんに引けを取らない大物が演じます。
それ以外にも、南部坂の別れ、討ち入りの際の土屋主税、と好きなサイドストーリーがずらりと並びます。