昨年末のブログで書いたからではないでしょうが、今日の全国紙夕刊の一面トップ記事はマグロの初競りで大間産が最高値を更新したという話でした。
いやはや、正月の恒例の行事?とはいえ、値段の方はますますエスカレートしていますね。
さて、
マグロの刺身と言いますと、懐かしい思い出があります。
もう30年も前の話で、記憶が危ないところもありますが
実を言いますと、ロンドンに住んでいたころの一番の楽しみが、マグロの刺身でした。
当時のロンドンは今ほど、日本食の食材に恵まれていませんでした。
欧州の近海で採れるヒラメや、サーモンの刺身はわりと楽に入手(ただ、非常に高く、下っ端駐在員では滅多に食べられません)できるのですが、鮮度の高いマグロは難易度が高かったように思います。
お金もなかったので、日本食のお店でマグロのサクを買うことはなかったのですが、近所に某大手商社の駐在員の方がおられ、時々、カナリー諸島 (北アフリカの西海岸の沖合にある) のラスパルマス界隈で取れた大西洋マグロをブロック(といっても大きなものではありません)で分けてもらっていました。
これが美味いのなんの。
当時は債券相場関係で時差のある仕事をしていたので、連日、夜中に帰宅する生活でしたが、マグロ様の届く日だけは、必ず早帰りを心掛けていました。
現地では、日本酒が高い(味も今一つ)ので、フレンチワイン(白ですが)の超ドライなもの(日本と比べると驚くほど安かったですね)を冷酒に無理やり見立てて、それを飲みつつ、マグロの刺身を堪能したのです。
因みにコメはカリフォルニア米でした。
コメント
今、TVの大間vs戸井の番組を見てます。
まさに初競りの漁師のようです。
ARCadiaさま
こちらは大河ドラマを見ておりました。
マグロはパス!