朝、会津若松を出まして、JR磐越西線、東北新幹線、羽田から飛行機を乗り継いで、松江市に入ってきました。
7時間を要しました。
会津若松も、松江も、ともに徳川家の親藩大名の城下町です。
両者は非常に似ているところも多いのですが、個性の強さや反骨心という点では、かなりの温度差があるように感じられます。
この温度差を作り上げたのは、戊辰戦争であることは間違いないでしょう。
島根県というネーミングが示す通り、、旧国名の出雲と石見(除く津和野藩、こちらは外様大名です)は、ともに薩長政府に敵対しました。
周知の通り、県名をみれば、薩長政府に協力的だったか、否かは明らかです。
浜田藩も松江藩も、戊辰戦争の前哨戦で、長州にあっさり敗退してしまったので(司馬遼太郎さんの小説「花神」に詳細が書かれています)、会津のように新政府から厳しい処遇を受けるには至りませんでした。
私は出雲の国の人間ですが、出雲人のDNAは、会津人の強烈なそれとは比べものにならないと、改めて思いました。
それにしても、昨日の会津ワールドは凄かった。