民業圧迫から民業補完へ

本日付のSankeiBizが、

「日本公庫、中小向け協調融資が倍増 民業圧迫批判受け」

という記事を配信しています。

「中小向け協調融資の実績は17年度上半期は約1600件だったが、18年度は3600件超に増えた。中小向け以外の融資を含めても、1万5000件超と約1.4倍に増加。金額は総額約5700億円で前年同期の3722億円から拡大した。」

日本政策金融公庫は長期資金の取り扱いがなく、そもそも中小小規模企業の正常運転資金を把握することは難しいのですが、当該企業のメインバンクである地方銀行などとの連携により、資本性融資企業等のパートを受け持つことで、中小小規模企業の財務リバランスを進めているものと推察されます。

商工中金もグズグズしているわけにはいきません。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 新田信行 より:

    当組は日本公庫とはたくさんの協調融資の連携実績があります。商工中金とも同様の関係を築きたいです。