10年前の8月20日、
地元銀行で社外取をご一緒しているFさんとともに隠岐島・海士町を訪問しました。
人口2000人の離島のこの町に金融機関といわれるものは第一地銀しかなく、日経フィナンシャルの頭取インタビューに
「タワーマンション1棟にフルラインの金融サービスしている感覚」
との話が出ています。(それでもOHRは地銀の五指に入る)
山内道雄町長による町の活性化に向けた素晴らしい取り組みは、著書等により当時も知る人ぞ知るでしたが、いまや人口に膾炙するものとなっています。
海士町は後鳥羽上皇が流刑になり、薨去の地となったところです。
御家人たちの血みどろの権力闘争の局面となっている大河ドラマは、承久の変へと進んでいくと思いますが、敗者である後鳥羽院がどのように描かれるか。
尾上松也さんがどう演じるか、注目しています。
コメント
五島列島に旅行に行ったことがありますが、言われてみれば、地元の事業者は金融はどうなっているのか、考えてもみませんでした…
長崎から飛行機で営業していると聞いたことがあるような。泊りがけなのかな。
承久の変で後鳥羽院と対するのは、政治レベルでは北条義時ですが、現場指揮官としては息子の泰時ですね。後々、御成敗式目を定めて、鎌倉幕府随一の名執権と目されますが、承久の変ではほぼ単騎で出陣させられたそうな…可哀相…なんかドラマでもそういう雰囲気を既に匂わされていますが…「何とかせよ!」と。
坂口健太郎さんが泰時役に選ばれた時はちょっと驚きましたが、義時とどういうやり取りをするのか、楽しみです。