盛岡の「ゆうづる」

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かつて青森は夜行列車で行くところだった、

というと圧倒的に多数の人がうなずくのではないでしょうか。

常磐線経由では急行十和田、東北本線経由だと急行八甲田というのが、均一周遊券ユーザーである学生にとってありがたい存在でした。

急行の自由席だと均一周遊券で乗り放題。助かりましたね。

当時、寝台特急列車は本数も少なく、学生には高嶺の花。出張族もなかなか寝台券を入手できなかったと聞きました。

常磐線経由の寝台特急「ゆうづる」、東北本線経由の寝台特急「はくつる」、ともに初めて乗ったのは社会人になってからです。

三段の寝台車の上段にあぐらをかき、頭を傾けてビールを飲みながらお国訛りを聞いた画像が蘇ります。

冒頭の写真は、寝台特急「ゆうづる」のトレインマーク@盛岡機関区と、盛岡駅で青森に向けて出発の合図を待つ「ゆうづる」です。当時、盛岡以北は電化しておらず、ディーゼル機関車の重連が牽引していました。

1968年8月、ワタシが撮ったものです。(写真を写すだけ、乗車したのは急行「第二十和田」でした。)

 


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コメント

  1. ARC より:

    ’68年8月というとヨンサントオちょっと前、盛岡以北は未電化だったんですね。

    この頃は急行十和田が何本も出てました。

    盛岡出発というと撮影は明け方でしょう、眠い目擦りながら?

    トレインマーク見ると、脇の札に5:53 5列車で青森まで行って、6列車で0:46に戻ると読めます。

    後年の十和田2号には何回かお世話になりましたなあ。