昨年9月に開催された諏訪リレバンサミット、その続編ともいえるシンポジウム(6月3日)の全容が明らかになりました。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021050600707
リレバンサミットを主催した諏訪信用金庫も共催で名を連ねています。
諏訪リレバンサミットの関係者にうかがったところ、
「9月のリレバンサミットに対する地元事業者の反響が非常に大きく、今回は多くの事業者に参加してもらい、地域全体でウイズコロナ・ポストコロナの新様式(SDGsの視点も含む)に向けた事業変革への意識向上を図りたい。」
基調講演を行う加護野先生からは、日本が誇る長寿企業が、政治や社会制度の変化、戦争や災害などのさまざまな危機を乗り越えていった“伝統と革新”の話が披露されるものと思われます。
かつてファミリービジネス研究の関係で、加護野先生の話を何度か聞いたことがあるのですが、コロナ禍で生き残りを模索する事業者の皆さんには大きな示唆となるでしょう。
この地元事業者の事業変革を伴走支援するのが地域金融機関です。
このシンポジウムを機会に、8日のブログ「ESG地域金融」で書いた、地域金融機関のサステナブルファイナンスの実践を是非ともお願いしたいものです。
~地域金融機関はゼロゼロ融資などにより、中小小規模事業者の資金繰り支援を行っていますが、融資だけに止まることなく、止血が効いているうち(時間がない)に新様式への転換などに基づく当該事業者のPL改善のための支援が強く求められています。このような「ESGやBCPの観点が加味された事業変革支援」と「資金繰り支援」の合わせ技こそが、地域金融機関のサステナブルファイナンスだと思います。(8日のブログより)
ワタシもリモート参加します。
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★諏訪リレバンサミットについてはこちらを
コメント
平易な言葉ですが、『よい社会をつくりましょう』。コロナ禍により、その機運が高まっています。
ヘーゲルの「事物のらせん的発展の法則のごとく、「らせん階段」のように、古く懐かしいものが周期的に復活し、さらにその時に1段上がった状態で復活する。
生糸産業のシンボル 片倉館で開催される事もなにか運命的な必然性を感じます。
持続可能なエコシステムへ向け、螺旋階段を1段上がった『よい社会作りましょう』。